手指の表情が豊かな人って、素敵ですよね。
おしゃれなネイルはもちろん、お手入れの行き届いたつややかな爪は魅力的。
そんな美しい指先を手に入れるには、まず甘皮のケアから。
爪の「甘皮」ってどこのこと?
甘皮とは、別名「爪上皮(そうじょうひ)」。
爪のつけ根の皮膚と爪との境目にある、薄い皮のことをいいます。
必要以上に甘皮が伸びてしまうと、爪の水分や油分が奪われ、
爪の乾燥を招いたり、ささくれなどの原因になる事もあるのです。
甘皮には「キューティクル」と「ルースキューティクル」がある
甘皮には「キューティクル」と「ルースキューティクル」の2種類があります。
爪の一番根元にあるのが「キューティクル」。
爪の中に雑菌などが入り込むのを防ぐ、大事な役割を負った存在です。
また、爪の上を覆うように、白っぽく薄くのびている角質が「ルースキューティクル」。
爪の根元にある「甘皮(キューティクル)」は、
この「ルースキューティクル」と一緒につながって爪にはりついています。
甘皮をやさしく簡単に取る方法
①キューティクルリムーバーを塗り、甘皮をお湯で柔らかくする
むりやりゴシゴシ取ると爪を傷めてしまうので、まずは甘皮を柔らかくします。
キューティクルリムーバーを甘皮に塗ってから、
お風呂の温度くらいのお湯を10分ほど指先につけるといいでしょう。
②プッシャーで甘皮を押し上げる
次にプッシャー等で甘皮を押し上げます。
痛くなるほど強く押すのは避け、カーブにそってやさしく丁寧に行いましょう。
③ルースキューティクルをガーゼなどで除去する
プッシャーやウッドスティックで押し上げていくと、
根元付近にルースキューティクルが白っぽくたまります。
これを指に巻いたガーゼを使ってくるくると取り除きます。
ガーゼがなければ、コットンや綿棒などを使ってもOK。
④キューティクルニッパーやカッターで甘皮や小爪を切る
爪の両サイドに硬くなってしまっているささくれ(小爪)があれば、
キューティクルニッパーやカッターで除去します。
根元の甘皮については1ミリほど残し、
甘皮の下に入り込んで残っているルースキューティクルのみを取り除きます。
⑤オイルやクリームを塗って乾燥防止
キューティクルオイルやクリームを塗り、爪と甘皮を保湿します。
甘皮を柔らかくするために最初に使ったキューティクルリムーバーには保湿作用がなく、
放置すると乾燥や手荒れの原因になってしまうので、
手についたら洗い流してから、しっかりと保湿を。
お手入れは1~2週間に1度の頻度がおすすめ
つやつやと美しく、しかも健やかな爪を育てるには、甘皮の適切なお手入れが大切です。
「甘皮のケア」は個人差はありますが、除去のしすぎに気をつけながら、
1~2週間に1度の頻度で行うくらいがちょうどいいのだそう。
忙しい方、少し面倒な方はネイルケアを行っているサロンにお任せするのがおすすめ。
10月の空き状況はこちらです
https://ameblo.jp/petit-lily-showa/entry-12291670550.html