うるおいがある美しい指先には、誰もが憧れるものですよね。
しかし、なかなか理想どおりにはいかず、指先がガサガサになってしまったり、
ささくれが気になったり、二枚爪になってしまったりするなど、様々なお悩みがあるかと思います。
今1度、“ネイルケアの基本”を見直して、指先ケアに関するお悩みを少しでも解決しましょう!
ネイルケアの基本は保湿をすること
ネイルケアの基本は、とにもかくにも“保湿”です。
ハンドクリーム、ネイルクリーム、ハンドオイル、ネイルオイルなどを使って、
うるおいを与え続けることが、もっとも効果が高いネイルケアです。
以下では、ネイルケアの基本と言える保湿に関するポイントをいくつかピックアップしてみます。
1.冬だけ保湿はNG!1年中ネイルケアを続けよう
冬場は乾燥を実感しやすい季節なので、指先の保湿に気を遣う方は多いです。
ただ、お肌のケアに関しても言えることなのですが、冬だけの保湿では、十分なケアとは言えません。
“乾燥している”という実感が起こりにくい春・夏・秋でも、指先はとても乾燥しやすいです。
1年中美しい手・指を保つためには、当然ながら1年中のネイルケアが必要不可欠となります。
2.手がしっとりしていても指先の保湿ケアは必要
割と皮膚が乾燥しにくい体質の方も、いらっしゃるかと思います。
あかぎれなどが起こりにくく、手全体もしっとりとした感じだと、
「指先の保湿まで気を遣う必要はないかな?」と思われるかもしれませんが、その考えはNGです。
ネイルと通常の皮膚の感覚はまったく違うもの。
自分では乾燥していると気付いていなくても、自爪の水分がなくなって弱っている可能性があります。
例えば、二枚爪になりやすい方は、指先が乾燥している傾向にあります。
二枚爪は爪の割れ・欠けや、ネイルアートの仕上がりの悪さなど、様々なことに影響するので、
しっとり肌の方でもネイルケアをするに越したことはありません。
3.指先が乾燥する原因を知る
指先が乾燥する原因を知って、できるだけそのリスクを回避したり、
何らかの対策を行うことも、美しい指先を保つために必要なポイントです。
指先が乾燥してしまう原因には、次のようなものがあります。
- 水仕事が多い
- 紙によく触れる
- 溶剤の使用 ……etc
食器洗いや洗濯など、水(特にお湯)を使用する家事では、爪の水分が失われます。
主婦の方に、指先の乾燥で悩む方が多い傾向にあるのは、
こうした家事の負担がひとり暮らしの方よりも大きいことが原因かもしれません。
また、本・書類によく触れる仕事も、紙によって油分・水分が吸収されて、指先がカサカサになりがちです。
指サックや手袋などを使って、指先の水分が奪われないような工夫をしなくてはいけません。
また、ネイルアートの必需品とも言える、溶剤の使い過ぎも、乾燥の原因になります。
頻繁に溶剤でネイルオフをして、新しいネイルアートを楽しむ方は、
ネイルクリームやネイルオイルなどを使用した保湿を、特に重視する必要があります。
規則正しい睡眠や食事もネイルケアの一環
直接的ではありませんが、規則正しく睡眠をとり、三食しっかり食事をとることも、ネイルケアの一環です。
睡眠が足りず疲労やストレスが溜まったり、栄養が足りないと、健康な爪や皮膚の形成を妨げます。
強くてキレイな爪を保つには、タンパク質や鉄分、ビタミンAが豊富に含まれた食材(肉類・大豆類・海藻類など)を
意識的に摂ることをオススメします。